灯りひとつない贅沢な時間

2泊3日で、尾瀬に行ってきました。
近々オープンされる、
アウトドア関連のwebサイト音楽を
担当させていただいていて、
その関係で、尾瀬ハイキングを
ご一緒させていただきました。
あー、しあわせ。

紅葉が真っ盛りな尾瀬の自然を眺めながらの木道は、
なんとも、豊かな気持ちに。

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宿泊は尾瀬ロッジ。
ここで過ごした時間も、心に残るものでした。
20:30に消灯という時間の流れ。
白いご飯がとてもおいしく感じる夕食の時間。
そして携帯の電波がまったく入らない、不思議な感覚。

携帯やインターネットの普及で、
様々なことが便利になってきているということに対して、
特別、否定的な思いを抱いたりということはないけれど、
そこから得られる
「つながり合っている」感覚というものの、
意味や形、そして、どのくらい確かで大切なものなのか、
そういったことを、ほんのいっときですが、
外側から眺めることができたような気がしました。
山小屋の窓の外にひろがる、
灯りひとつないほんとうの暗闇と静寂を眺めながら、
なんとも贅沢な時間の流れを感じました。

帰り、新幹線で大宮に到着すると、
人の多さにびっくりする。
油断すると人にぶつかってしまいそうで、怖い。
尾瀬の環境との違いに驚きました。

*

そんなこんなで、今晩はというと、
代官山unitまで、オールナイトのイベントに
行ってくるわけで、ちょっと心配です。
昨日の人混みでの驚きに加え、
元々、オールのイベントはあまり楽しめない自分。

でも、そんなこともさておいて、
観にいきたいというわけは、
9年ぶりに聴いたovalの新譜が、
とても素晴らしかったから。

ゆらりゆらりと楽しんできます。


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