2002年11月01日
暗い部屋でふと耳をすましたとき、 静寂の中から、3つの時計の秒針が、その音の輪郭を浮かび上がらせてきた。 秒を刻むタイミングはそれぞれが絶妙にズレていて、音の高さも少しずつ違う。 やがて、組み合わさって1つのリズムを刻みだした3本の秒針。
こういう音って、普段は全く聞こえていないのに、 一度聞こえ出すとなかなか耳から離れないものだ。
”聞こえるのに聞いていない音”の存在。 秒針が織りなすリズムは、それを僕に訴えかけているようでもあった。
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