ないからある

80GBのipodを購入したときは、
これだけの容量があれば、
持ち歩く分には全く困らないだろうな、
と思っていたけれど、
スペースがあればあるほど、使いたくなるもので、
もういっぱいいっぱいになってしまった。

最近新しくなった、
薄さそのままで160GBというipodに、興味があったのですが、
こないだ、タンスの衣替えをしているときに、
ipodの中身も季節に合わせて衣替え案を思いつきました。

少し肌寒くなってきた街並みを、
マフラーをしながら、白い息を吐きながら、
というような想像から曲を選んでいく感覚。
これがなかなかおもしろい。

あと、最近、ipodの外側を覆うケースが壊れてしまい、
新しいものを探していましたが、
なにも装着しない、むき出しのままのスマートさもいいなぁと思い、
そして、なにより、今まで以上に、
大切に扱っていることに気づきました。
直に触れることで、その質感から伝わる愛着が膨らんだり。


容量が少ないからこそ、生まれたipod中身の衣替え、という発想。
ケースをはずしたことで、生まれた、愛着感。

「ないからある」、ということに敏感になれたらいいなぁ。