ドレッシングなしで

北海道の伊達という街で、
のんびりとした時間を過ごしています。

真夏の最高気温が23度という過ごしやすさや、
コンビニに入って、店員さんの「ありがとうございました」が、
なんともあたたかな響きだったり、
道路が広々としていてゆとりのある感じだったり、
などなど、うれしいことづくしなのですが、
そんななかでも、特に感動するのが、野菜のおいしさ。

こんな文章では、そのおいしさが、
ほとんど伝わらないと思いますが、
うまみが口の中、そして体中を、
ふわふわ広がる感じなのです。
どんな野菜も、ドレッシングなしで
食べたくなってしまいます。

北海道はいろんな食べ物がおいしいことで有名ですが、
それはきっと、その素材がすばらしいからなのですね。

普段、東京で食事をするとき、できるだけゆっくり
味わおうなんて意識してみることがあるのですが、
こんなにおいしい野菜を食べるときは、
無意識に味わってしまうというのかな、
自然に、噛み締める行為に意識が向かい、
食事をしているときが、なんとも豊かな時間になって、
そして、食べ物をいただくことへの感謝の気持ちも膨らんできます。

これから数日間、北海道の時間を十分味わって、
しっかりと充電できたらと思っています。