しなやかな軌跡

朝からeuphoriaの曲作りでスタジオへ。
次の作品に収録する曲がだんだんと形になってきています。

その後、そのまま近くのファミレスに移動して、
2008年度のeuphoriaの活動についてのミーティング。
曲作りの行程やレコーディングの日程といった具体的なことから、
どんな姿勢でなにを大切にしていこうかという、意識的な部分まで。
いつになく内容の濃いミーティング。
来年の今頃、またこうして、ミーティングをしている時のことを思い、
その時に、しっかりとしたステップアップができている状況を思い描きながら、
これからのeuphoriaがとても楽しみになってきています。

*

家に戻ると、もう夜になっていて、
スタジオやミーティングが充実していた分、
疲労感もどっと出てきていたのですが、
今晩は、双子座流星群が見える日だ、と思って、
夜中25時頃、芝生の丘になっている公園まで出かけました。

かなりの防寒体制で、
地面に敷くシートもちゃんと持っていったのですが、
12月の夜、それでも凍える程の寒さ、
おまけに、だんだんと雲の数が増えてきて、星の数もまばらに。
それで、ちょっと元気がなくなってきたのですが、
ぼんやりと夜の闇に浮かぶ雲の流れを見ていたら、
眠気がよい具合に働いたのでしょうか、
僕が横たわっている、芝生の丘が、
大きな船になって動いているような感覚に。
これぞまさに夢心地。

そんな時に、雲と雲の間で、ひとすじのまばゆい光に遭遇。
流れ星というと、満点の星空での出来事のように思っていましたが、
雲と雲の狭間に見えた、不思議な輝きを持つ流れ星。
そのしなやかな軌跡は、こころにしっとりと、
でも確かなものとして、刻まれました。