光るしずく

夜、自転車でたどる帰り道。

不意に頬にしずくがあたった。
突然に降り始めた雨。

冬の雨はつめたい。

それでも街灯に照らしだされた雨粒は、
地面にぶつかる直前のはかない瞬間、とてもきれいに光っていた。

冷たい雨も仕方ないかな、と思った。