2002年09月06日
夏休みは束の間、という普遍
小学生の頃、2学期の始業式というと、夏休みという夢のような世界から急に現実に引き戻される感覚があって、それがあまり好きではなかった。
数日たてば学校へ通う日々も再び日常となり、夏休みは遠い日の記憶、といった感じにどんどん遠ざかっていくのだけれど、夏休みから新学期というたった一日の間で起こる変化は、まるで淡水から海水への変化のごとくショックを伴うものであった……そんな気もする。
とまあそんなわけで、今日からまた学校が始まった。
だが、特に大学に入ってからのことなのだが、上に書いたような感覚はもうほとんどない。
そこにあるのは”また授業が始まる”、という変化だけ。
今思えば、小学生の頃のあの感覚は貴重だった。
それがあったからこそ、夏休みはまた格別の価値を持っていたようにも思う。
でもなぜだろう、”夏休みは束の間”という事実だけは昔とまったく変わらずに、いつまでもその普遍性を保持し続けているのでした。