たのしい部分へ

Ustreamで坂本龍一と津田大介の対談を見る。
http://www.ustream.tv/recorded/4687750


デジタル技術がものすごい早さで発展している現在。
その中での音楽のあり方についてを考えるときに、
この二人の存在は、僕の中で以前から大きくて。

昨年、「ユリイカ09年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一」で、
津田さんが記事を寄せていたのもおもしろかったけれど、
こうしてはじめて、対談という形で、しかも、映像で、
おまけにリアルタイムという形で見れたことに、
うれしいおどろき。

内容は、デジタル配信、著作権、twitter、
などなどを起点に、とても興味深いものでした。

*

こうして、次々に新しい技術が進展していくなかで、
音楽の伝わり方もどんどんと変化してきていて、
その速度は、さらに加速していくのでは、
と多くの方が感じていると思います。

そんななかで、いかに、
”音楽が持つ大きな力”を、
深く見続けていくことができるか。


ミュージシャンもレコード会社もリスナーも、
音楽に関わるすべての人の意識や考え方が、
影響を与えあうことのできる今の時代。

この先の予測がまったくもって出来ない状況では、
僕自身、ちょっと気を抜くと、
悪い面ばかりに意識が向いてしまうときがあります。

でも、出来る限り、たのしい部分へ
意識を注いでいけたらと思っています。

目の前のことをたのしもうとしないと、
行き先がどうであれ、もったいないなぁと思うのです。