まんまるの瞳

日が落ちる前にランニング。

ここ最近、ペース配分がうまくいくようになってきて、
心地よい疲労感を味わえるようになってきています。

今日は、桜がきれいな道を辿りながらの一時間弱。

途中、川沿いのサイクリングコースで、
まぶしいくらいに満開の、桜の下を走っているとき、
向こう側からやってきたベビーカーの小さな赤ちゃんが、
桜のまぶしさを見上げながら、
目を大きくまんまるにして、ぴったりと静止していた。

絵に描いたような、まんまるの瞳。

とても小さな赤ちゃんだったから、あの子にとって、
桜との、はじめての出会いだったのかもしれないなぁ。

僕は、なんだかうれしい気持ちになって、
いつもよりも軽快なステップでのランニングとなりました。

あの表情が、今も、僕のこころから離れないでいます。