euphoriaのレコーディング vol.1

○ 1日目

朝9:00に集合。
今回のレコーディングも前作同様、
普段使い慣れたリハスタを3日間借り切って行うことに。
前回のレコーディングから学んだことを踏まえ、
必要以上の響きをカットするために、
部屋のいたるところに、毛布を貼付ける。天井にも。
なかなか大変な作業。文化祭の下準備という雰囲気。

落ち着いた響きが調整できてから、
ドラムの位置決め、チューニング。
今回録音する曲は、euphoriaの楽曲のなかでは、
最もアップテンポの曲で、タイトなノリが必要となるものなので、
ドラムは、かっちりとミュートをする方向で、チューニング。
少し録音しては、聴きかえすことを繰り返す。
そしてその音を参考に、自分の耳をいろんなところに持っていき、
マイキングを決定していく。

3人それぞれのモニターバランスを調整して、
夕方頃から、録音開始。
いざ本番となると、やはり、それぞれ緊張する。
それでも、だんだんと、感覚をつかんできて、
なかなかよいテイクなのでは、というものが録れたところで、
一日目終了。25時頃。

夕食は、中華屋さんの、豚キムチ丼とスープ。


○ 2日目

ある一名が寝坊。
レコーディング当日の遅刻によるダメージは大きい。
なかなかテンションが上がらず。
まぁ、これもよい試練だと思って、どっしりと、作業を続ける。
夕暮れ頃、一度、長めの休憩。個人練習したり、散歩に出かけたり。

近くのお寺を歩き、公園のベンチで、コーヒーを飲みながら、
本を読んだり、ひとやすみ。
ちょっと冷えてきたので、スタジオに戻ると、
ある一名が、汗をまき散らしながら、ドラムを叩きまくっている。

休憩後から、やっとeuphoriaの本調子。
びしっと合う瞬間が増えてきて、そのテイクを聴き返しながら、
さらに、テンションが上がっていく。
これがベストでしょう、というテイクを録り終えたのが26時頃。
細かな合わせどころが満載な、難易度高めの曲を録り終えて、
だいぶ、ほっとしながら、一旦帰宅。

夕食は、昨日とは違う中華屋さんで、水餃子とチャーハンとサラダ。


○ 3日目

曲の部分ごとに録音して、
その素材を、macで構築していくという試みの、
初めてのアプローチとなる楽曲の録音。
演奏はそこまで複雑ではないパターンですが、
その分、各自の出音に、細心の注意を払いながらの録音。

この曲、次のアルバムの中でも、
よいアクセントになるのでは、と思っています。

その後は、ドラムのパーツ音を録音。
キック、スネア、ハット、などなど。
その素材をサンプラーで鳴らして、あらたな楽曲作りを試みる予定。

2日目後半の集中力のおかげで、
最終日は、ゆったりと時間を使うことができました。
そして、片付け。

昼食は、パスタ屋さんの、たらこスパゲッティとサラダとコーヒー。


*


ここからのミックスダウンの作業や、
二回目の録音に向けた曲作りなど、
まだまだ、先は長いですが、
どっしりとていねいに、取り組んでいきます。

アルバムの完成、どうぞおたのしみにされていてくださいね。