感謝そして江戸アケミ

「こんな自分の日記なんか、見て徳な事なんて何もないし、大体そんな人いないだろう」
という幼く且つ捻くれた気持ちを抑えつつ、「木下はtwitterも更新できないのか」「もうこいつはどうしよもない」と呆れているメンバー二人の顔を想像しながら、、「よしっ」とパソコンの前に座ってみる。

最近警察の人に「ドゥ ユー スピーク ジャパニーズ?」と声をかけられた木下です。ワタシ薬ヤッテナイヨ。一応日本人だと信じています。

でも、cinraのインタビューの写真はどうみても、「マレーシアの大使館で働いています」と思われてもしょうがない。一応仕事帰りで。

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正直な所何回もパソコンの前に座って途中までこのブログを更新しようとしたが、やっぱり僕にはかけない、いやその資格は無いと思ってパソコンを閉じてしまっていました・・。

悶々としている事、自分のどうしよもなさを本当に情けなく思う。自分が気付かないうちに誰かを傷つけて、踏み台にして。。結局逃げてるだけなんだろう。八方美人の代償か・・。

そんな中、身近に同じ土俵で頑張っている人達に刺激を沢山もらっている事に改めて気づく。同い年のkillieのyoshi君や、forget me notの井川君やovumのみんな、そして先日リリースパーティに出て頂いた百景のみんな。a picture of herの菊っちゃん。前うちに泊まりに来たlowpass金澤君いつもお世話になってるウッチャリゆたちんさん。いつもドラムを借りに来るオードリーシューズのゆうちゃん・・まだいるな・・・。ライブハウスの人達もそう。ワープのレオナさん、エラの宮崎さん、ナインスパイスの西田さん・・・まだまだいます。
後練習している新井薬師のスタジオライフのスタッフ。ここに来るといつも安心する.
後は家族とメンバーと。何かお嫁に行くみたいだな。。
いつも本当にありがとうと。自分も頑張らなければと。そういう気持ちで一杯になる。

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最近は朝に必ず「じゃがたら」を聞いている。『南蛮渡来』はもちろん良いけれど、僕は特に『裸の王様』の中に入っている「峠でまつわ」と「もうがまんできない」が大好きだ。
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裸の王様は江戸アケミが精神病院から帰ってきて、復帰した後の作品だ。

リーダーでボーカルだった江戸アケミは初期の頃のうんこ食ったり、放尿したり、シマヘビ生きたまま食ったりしていたパフォーマンスがすぐ注目される。でもあの人の書く歌詞、歌う歌詞は、決して難しい言葉を使っているわけでもないのに、どこまでも強くて、胸に突き刺さる。そしてものすごく土臭い。この歌がアフロビートに乗るんだから、踊らずにはいられない。家の6畳の部屋で踊り狂う。

「これがパンクだ」とか「これが本物のロックだ」とか言ってる、何だか出てくるその言葉が「ファッション」になっている人は腐る程いるのですが、「そういう事じゃないよな」というのをこの人の歌を聞いて実感する。何かが違う。唯一無二です。

『裸の王様』は一番じゃがたらの中でポップ且つダンサブルな気がする。だから、歌も凄い伝わってくる。

「スピードさらにスピードもっとゆっくり急げ」

「ちょっとのひずみなら 何とかやれる 
ちょっとのひずみなら 我慢次第でなんとかやれる
日々の暮らしには辛抱が 大切だから 心の持ち様さ」

江戸アケミはこの世にもういない。

江戸氏はライブの時、客に向かって「お前はお前のロックをしろ」と言ってたらしい。
この人がこの言葉を使うというのは・・何かこう、ぐさっと来る。ぐさっと。

でも江戸アケミはこの世にいない。

僕も頑張ろう。ん、頑張ろうも何か違うな・・。ぬるい。じゃなんだ・・

それにしても全くまとまらない日記なもんで。ひどい。。


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fluidifyが無料リリースになって2週間位すぎた。本当に沢山の人がダウンロードしてくれて、聞いてくれて。感謝です。

何か良い事が結構twitterに書かれてる気がするけど、何かそれでもちゃんと思ったことを書いてくれている事は素直に嬉しいです。でも色んな意見があって良いと思うし。後直接言ってくれるとなお嬉しいっす。「あんま良くなかった」とか「ドラムを叩いている時はゴリラの何者でもないな」とか。直接話してくれるのが一番嬉しいです。

来週のexpopは知らない人、初めての人も来るのだろうか・・。数ある内のライブだけど、その1つ1つ、一瞬一瞬が本当にライブは大事な訳で。と、至極尤もらしい事を書いてみました。
気合いを入れなければ。よろしくです。

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