2005年05月11日
マルコムX
今日はマルコムXの誕生日らしい。(テレビでやってた)そういえばあの映画はすごいブームになった様な気がする。小学生の頃かな?見たのは大分後だったけど、いろんな意味ですごい映画だった。ここまでやっちゃったかと正直思った。
冒頭がすごかった。あの多分白人警察官が犯したロドニー・キングのリンチ事件の映像。途中実際のマルコムXの映像が流れると、あの役を演じていたデンゼル・ワシントン(?)が本物に見えて、この人すごいなと思ったのを覚えている。
マルコムXは同じ時期に行ったもう一人の黒人指導者のキング牧師とよく対比されていたらしい(実際宗教も違うし)。はマルコムXは最初キング牧師を批判して「敵を愛せ何て言えない」と言っていたらしい。でも結局マルコムXも「黒人も白人も関係なく全ての人びとが生きる権利が与えられる」様になるために戦っていた。どちらもすごい指導者だ。多分キング牧師の映画だったら、もっと優しく描かれていただろうな思う。だけどマルコムXだった。あの映画は決して純粋に良いとは思わなかったけど、見といて良かったなと思った。あの映画で黒人のスピリチュアルな部分に興味を持ったきっかけだった。
ここでジェンダーの話をしたくてこんな事を書いているのでは全然ないけど、
僕はただ黒人の持つ(別に全てではないけど)スピリチュアルなオーラにとても憧れる。多分それは自分がドラムをしているのとか、モハメド・アリの試合の映像を見たりした事もすごい影響があるけど。あのごついんだけど柔らかく、また暖かい雰囲気というのは、どこから生まれるんだろう。もし生まれ変わるのなら黒人が良いなと(かなり安易に思われるかもしれないけど)思う。
早くお金を貯めてアフリカに行きたい。