Fantasized Time

学生時代からの友人である、安田悠の個展を見に行く。
場所は、トーキョーワンダーサイト本郷。

独特の色彩とタッチにより紡ぎ出される、曖昧さを孕んだ白昼夢のような世界を描いた
油彩作品が、展示空間を現実と非現実の狭間に誘うようでした。

精力的に作品を制作して展示を行い、
実績を積んで行っている彼の存在は、いつも刺激になっています。

上海でのグループ展をはさんで、
都内での次回展示は、恵比寿のMA2 Galleryにて8/19からとのこと。

どんな世界が展開されるのか、今から楽しみです。

言葉で語る

事務所にて、CDジャーナル8月号掲載用のインタビュー。
インタビュアーは、音楽ライターの柴那典さんでした。

初めてお会いしたのですが、以前からeuphoria作品を聴いていただいていたとのことで、
的確な質問により、新作で僕らの表現していることを聞き出してくださいました。

インタビューという場で、言葉にして語ることは、
自分たちのやっていることをある程度、客観的に見直す機会になります。


言葉は時に、そのものや現象が持つ微妙なニュアンスを切り捨ててしまうけれど、
言葉にすることで初めて捉えられることは、確実にある。

言葉との良いつきあい方について、ちょっと考えてみました。

"silence in everywhere" 特設サイト

specialsite.jpg

ニューアルバム"silence in everywhere"の、特設サイトを公開。

リリースの度に毎回、特設サイトを作っていますが、
今回は特に盛りだくさんの内容です。

曲の試聴、メンバーによる全曲解説、メイキング映像、壁紙ダウンロードなどなど。
マウスの動きに反応するインタラクティブな表現なんかも盛り込みました。


ちなみに空の色は合成かと聞かれることがあるのですが、
曇り空に夜の都心の灯りがわずかに反射した淡い色彩を、
長い秒数、カメラのシャッターを開くことで定着させたもので、合成ではありません。

よくよく見ると木の葉っぱも、シャッターを開いている間にわずかにそよいで、
部分的にぶれているのがわかるかと思います。

とにもかくにも、特設サイト、ぜひチェックされてみてください。

>>> "silence in everywhere" 特設サイト

盤面見本

mihonban.jpg

"silence in everywhere"の、盤面印刷見本があがってきました。
ジャケットとの色合わせの確認。

CDジャケット関連は、いよいよ後は完成を待つばかりです。

butterfly tracks in the dark

午前中、ニューアルバム"silence in everywhere"収録曲のMusic videoに使われる、
バンドショットの撮影がありました。

スタジオを真っ暗にして、照明1灯での演奏シーン撮影。
CGによって作られる空間に、合成される予定です。

teevee graphicsの谷篤さんに監督をお願いしている、今回の映像作品。

途中経過として今日、CGの一部分を見せていただいたのですが、
曲の世界観とマッチしたなめらか且つリズミカルなモーショングラフィックスが
本当に素敵で、完成がますます楽しみになりました。


撮影後は森川と、アルバム特設サイトに掲載予定のメイキング映像に、音をつける作業。
音源のメイキング映像は、1stフルアルバム"eternal gift from the moment"以降、毎回作っています。

作品が作られるプロセスや、雰囲気がほんの一部でも見えると、
作品の聞こえ方もまたひと味違うものになるのではないでしょうか。


特設サイト、現在、完成まで90%のところまで来ていて、
あとは一部コメント文章を書くなどの作業を終えれば、公開できそうです。

こちらもぜひ、楽しみにしていてください。

外苑前にて

昼過ぎ、先日木下がイラストの個展を行ったFlaneur Cafeにて、
euphoriaバンドミーティング。

バンドの今後の活動について、先週に引き続き2回目の話し合いをしました。
じっくりと時間をかけて先のことを話し合うことの大切さを感じながら、
段階を踏んでミーティングを重ねているところです。

カフェのスタッフの方にご馳走していただいたケーキがとても美味で、
ミーティングも実りあるものに。


その後、映像プロダクションSpoonにて、
euphoriaの新曲につける映像作品の打ち合わせ。

先日、Spoonのプロデューサーであるお三方、
菅原直太さん、福井亜希子さん、浅野早苗さんとお会いして
ディレクターのコーディネーションをしていただき、
今回、teevee graphicsの谷篤さんにディレクションをお願いすることになりました。

先週行った、谷さんとの初打ち合わせでは
"silence in everywhere"収録曲から3曲ピックアップして、
各映像プランを見せていただいたのですが、
どれも曲の世界観を広げ、さらに新しい魅力が生まれるようなプランで、
曲の絞り込みを悩むほどでした。

最終的には曲も決定し、今日は谷さんと2回目の打ち合わせ。
バンドショットの撮影日程も決まりました。

映像の完成、とても楽しみです。



話は変わって、国立新美術館のミュージアムショップ「スーベニア フロム トーキョー」で
euphoriaの楽曲を流してくださっていて、お客さんからの問い合わせがあるとのこと。

自分もそういった場所で偶然耳にしたことがきっかけで
新しい音楽と出会った経験があるので、うれしいことです。

色校

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先日入稿したeuphoriaニューアルバム"silence in everywhere"ジャケットの、
2回目の色校チェック。

デザインをしていて、色校のあがりを見るのは楽しみな瞬間のひとつです。
色校1回目の修正箇所も問題なく直り、無事OKに。

7月初旬に納品となるサンプル盤の完成が楽しみです。