Ma Fleur

イギリスのジャズユニット、The Cinematic Orchestra。
彼らの新しい作品"Ma Fleur"を、最近よく聴いています。

架空の映画の脚本を制作して、そのサウンドトラックという設定で作ったとのこと。

前作"Everyday"のリズムのはっきりしたグルーヴィーな感じも好きですが、
今作はハーモニーとメロディに重点を置いて、映画的な叙情性とストーリー性を感じます。

音の質感も生っぽく、空間の中でそれぞれの楽器がリアルに鳴っている感じ。
聴き手の想像力が介入する余地があって、イメージを広げられるこの感覚が、素敵です。


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▲The Cinematic Orchestra "Ma Fleur"


>>>The Cinematic Orchestra Myspace

本物が持つ力

混雑覚悟で、国立新美術館で開催中のモネ展に行きました。
が、幸い思ったほどの混雑ではなく。

大回顧展と銘打っているだけあって、100点近い作品が一堂に会した展示は見応え充分。
20世紀以降の作家の作品も比較展示され、
彼らに影響を与えたモネの革新性についても焦点が当てられていました。

今回の展示作品の中で個人的に一番気に入ったのは、
朝霧のかかったセーヌ川を描いたものでした。

彩度の高い色は使わず、全体的に淡いトーンの画面なのですが、
霧の中に、見る者の意識をぐっと引き込むような絵。

"発する"というより、"引き込む"という言葉が似合うように思えました。

ちなみに、画集に印刷されたこの絵を見てみたのですが、
やはりそこには本物の持つパワーは再現されておらず。

当たり前の話ではありますが、
この時代にも、本物を生で見ないと分からないものがあることを再確認できました。

海風に吹かれて

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9/8(土)のeuphoriaワンマン、"silver lining vol.3"。
それに向けて制作しようとしている映像の、ネタ集めに取りかかっています。

今日行ったのは、東京湾アクアラインの海ほたるPA(高い位置から海を撮れる)と、
お台場の花畑(この時期、ワイルドフラワーが咲き乱れてます)。

本チャンで使うかどうかはまだ分かりませんが、
まずは、色々と試行錯誤してみるつもりです。

ちなみに海ほたるでは海風が強すぎて、
えらい髪型になってました(笑)。

なかなかいい天気で、久々に長時間直射日光を浴びまして、
今日はぐっすり眠れそうです。


写真1:海ほたるから東京湾を臨む
写真2:お台場に咲くポピー

"white pattern" release tour

"white pattern" release tourのファイナル、おかげ様で大盛況の内に終了しました。
書くことが色々あり過ぎて何から書いたらいいのかわかりませんが、
まずは、足を運んでくれたお客さんと、
このツアーに関わってくださった方々に感謝したいと思います。

ありがとうございました。

Queのステージで、満員のお客さんが一人一人、じっくりと耳を傾けるように
僕ら3人の演奏を聴いてくれているのを見たとき、すごく自然に感謝の気持ちが湧いてきました。

9/8の、初のワンマンライブにもつながるイメージが持てるような、
そんなライブになったと思います。

今回のツアーは、僕らも大好きな大阪のバンド、百景と一緒にまわったわけですが、
関西遠征時には百景ギターの仲本さん宅にお世話になり、
東京ではうちに泊まってもらったりして、
ライブ時以外にも色々と話す時間が多く、刺激を受けました。

ちなみに、お互いスリーピースバンドなので、全員合わせても6人。
並んで撮った写真は、人数的に一つのバンドでもおかしくない感じです。笑

百景のアルバムを聴くと、共に過ごせた時間の大切さを感じます。
次は、お互いが成長した時にもう一度共演しようと約束をしました。

貴重な時間に得たものを、今後の活動に生かして行きたいと思います。

The Quiet Life Camera Club Vol.2

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アメリカのグラフィックデザイナー、Andy Muellerが企画、編集する写真集、
"The Quiet Life Camera Club Vol.2"に、僕の写真作品が掲載されました。

この写真集は、世界中のフォトグラファーが1作品ずつ提供した写真によって構成されています。

左右のページの写真は違う作者によるものなのですが、
それぞれの写真をうまく引き立たせる写真の選出と配置になっているのです。

僕の撮った、街灯の光が車のフロントガラスの水滴を透過する写真は、
ロンドンのフォトグラファーが撮った、太陽光が森の中に降り注ぐ写真と対になっています。

自分の作品がこういう形で他の作品と出会い、響き合うような感覚は初めてかもしれません。

対になったページのフォトグラファーとは会ったことも無いわけですが、
何かしらが、つながったような感覚を持ちました。

もうすぐThe Quiet Lifeのサイトでも販売が始まると思うので、
情報が来たらここにも書きたいと思います。


※追記(2007.6.4)
"The Quiet Life Camera Club Vol.2"はこちらのサイトで通販可能です。
http://www.thequietlife.com/ql_store.htm
上のページに行き、 ACCESSORIESをクリックすると商品が表示されます。

Art of Fighting

オーストラリアのバンド、Art of Fightingのライブを見てきました。

このバンドを知るきっかけとなったのは、6年ほど前、
高円寺のCDショップ、LINUS RECORDSの試聴コーナーでした。

そこで出会った彼らのファーストアルバム"wires"は結構な衝撃で、
その年はずいぶんたくさん聴いていたのを覚えています。

そして、彼らのライブを見るのは、今回で3度目。

どこまでも繊細に織り上げられる演奏と、表現力豊かな歌。
音量をかなり抑えた優しい演奏でも、決して変な緩さはなくて、
ひとつのメロディーをいかに響かせるかを意識して、
メンバー全員が耳を澄ましながら演奏しているような印象を持ちました。

そして、このバンドは歌が本当にすごいです。
ライブの方が音源より、さらに歌の良さが際だつ感じ。

素晴らしいライブでした。

終了後、ライブハウスを出たところにたまたまベースの女の子がいたので
「3回見てるけど、今回は特に良かったと思いますよ」と言ったら、
「どうもありがとう。たくさん練習しているから(笑)」との返答。

意外とまじめなバンドでした、Art of Fighting from Australia. (笑)


>>>Art of Fighting Myspace