予期せぬ実践的リハーサル

お昼すぎ、36℃の猛暑の中、
euphoriaのリハでスタジオに。

24日、逗子海岸でのイベント、
OTODAMAでの演奏に備えて。

リハの途中、エアコンが故障。
防音のため、完全密閉された小さな部屋にて、
この猛暑を過ごすことに。

どっぷりと汗をかいて、ふらふらになりながらも、
3人の集中を保ち続ける。

終えて、ロビーの涼しさが、天国のよう。

なんで、故障なんてするの〜、と思ったけれど、
考えてみれば、24日の逗子海岸での、
真夏の演奏を想定した、
実践的リハーサルだったのかもしれません。

*

24日、観に来て下さる方々。
当日は、出入り自由の形式になるそうなので、
海を満喫しつつ、音楽をたのしみつつ、
たのしい夏の一日を過ごされてください。

共演のACIDMANとSPECIAL OTHERS、
キマグレンのKUREIさんはじめ豪華なDJの方々と、
ご一緒できることをとてもたのしみに、
そしてさまざまなことを学べたらと思っています。

サラダの味とシンセサイザー

JUNO-106の修理で、初台まで行ってきました。
車に乗せて、夜の青梅街道をするすると。
JUNO-106は、80年代に作られたアナログシンセサイザーで、
僕が大好きなシンセです。7〜8年使っていて、愛着たっぷり。

でも、困ったことに、JUNO-106は、すごく壊れやすい。
おまけに、当時の部品はメーカーにないので、
一般の楽器屋さんでは修理不可。
なので、いつも、マンションの一室にある、
小さな修理屋さんにお願いしています。

ひとまず預かってもらって、1〜2時間ほどで、
連絡をすることに。
どこで時間を使おうかと思って、
空腹に気づき、サラダをたくさん食べたいことに気づき、
近くのサラダバーのあるファミレスへ。

たくさんの種類の野菜を、のんびりおいしく食べていると、
思ったよりも早く、修理完了。

元気になったJUNO-106と共に、
街灯のきれいな、車の少ない道を、
たのしみながらのドライブ、
家に24時前に戻ってきた。

*

曲作りでは、ソフトシンセ(パソコン上のシンセ)
もよく使います。近頃のソフトシンセは、
音もどんどんよくなってきていて、
完成した曲を聴いた限りでは、
実際のシンセと区別があまりつきません。

でも、JUNO-106のような
ハードシンセ(実体のあるシンセ)は、
なにが違うかと考えてみると。
曲を作る時の、インスピレーションが豊富で、
作りこむ音、生まれてくるフレーズが、独特なのです。
つまり、曲作りの行程部分が充実してくるのです。

その行程部分の充実はどこからくるかと考えてみると。
実際に触れるツマミの感触だったり、
使い込んでいく内に、本体が少し汚れてくる感じだったり、
そういったところから湧き上がる、
愛着心から生まれてくるのではないかな。

そして、わざわざ、車を走らせて、
重いシンセを運ぶ、
そのとき目にした、街灯の色合いだったり、
車の少ない大きな道路の心地よさ。
そして、いろんなサラダの味のことだったりが、
JUNO-106に触れるときに、
ふと思い出したりする。

そんな感覚って、なんともかけがいのない、
特別なものだなぁ、と思うのです。



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素敵な本は騒音を防ぐ

谷川俊太郎さんの「ひとり暮らし」が
文庫になっていたので、
それを片手に電車に乗り込む。
ユーモラスな名エッセイ。

都営大江戸線は、ものすごい騒音、
という記憶があったけれど、
そのことは、六本木で降りてから気付いた。
「ひとり暮らし」に夢中になっていたのでしょう。

ノイズキャンセルイヤホンをつけても、
防げないような騒音でも、
素敵な本にひきこまれると、
なんてことなしに、騒音を防ぐから不思議です。

六本木superdeluxeで、arのライブを観てきました。
フィジカルな躍動感にあふれていて、
身体が心地よく揺らめきました。

こないだarのクボさんとフジモトさんと、
吉祥寺で飲んだ時、
身体を鍛えていること、
それを内側に保って、演奏することの、
大きな可能性についてお話されていた。

そのときのことと、強くリンクして、
観ているこちらも、健やかな気持ちになったのでした。

superdeluxeを出て、駅まで歩いていると、
青山ブックセンターが、
まだ営業していたのでうれしくなる。
朝5時まで営業、六本木という街の時間の流れを感じたり。
POP1枚ごとがオリジナルで、おもしろい。
探していた、モレスキンの五線譜を購入。

終電間際の電車の中、
「ひとり暮らし」の続きを読みながら、
ゆらりと睡魔に襲われる。

家に戻って、北海道から届いたやきとりを2本食べて、
ウーロン茶を飲んで、就寝。