2010年04月23日 [ "euphoria"
]
手作業の温かさ、再び
"fluidify"CD版のパッケージング作業を
代官山の事務所にて。数百枚分を手作業。
この「手作業」をしながら、
10年程前に、euphoria結成当初の初めての音源を
手作りしていたときのことを思いだしました。
枚数こそちがうものの、あの頃と、
同じ感覚が蘇ってきたのです。
この10年の間に、自分たちの内側で、
変化してきたことと、
変わらずに持ち続けているもの。
そして音楽業界の急速な変動。
テクノロジーの進歩による
善し悪しなどはひとまず置いておいて、
今、こうして再び手作業の温かさに出会えたことで、
なんだかうれしい気持ちになりました。
"fluidify"CD版は、
4/29@nestのツアーファイナルにて先行発売します。
デジタル配信とは対極にあるであろう、
この温かみを感じていただけたらうれしいです。
*

2010年04月13日 [ everyday
]
村上春樹と一日の終わりについて
「どれくらいハッピーな気持ちでゴールインできるか?
これが一番大事なことなのだ。」
これは村上春樹がだいぶ昔のBRUTUSで語っていたこと。
ここでは走ることに対する考え方として語られていたのですが、
それは当然のことながら、小説執筆にも影響をしてくるという。
僕も、普段、ランニングをして体調を整えていて、
そのときにタイムうんぬんというよりも、
走り終えたときの気持ちの持ち方を大切にしています。
でも、走ること以外の面で、
この村上春樹のことばが、
すっと浮かび上がってくることが多いです。
たとえば、それは、一日の終わりを迎える、そのとき。
朝に気持ちよく目覚めるためには、
眠りにつく時間帯の問題よりも、
その日過ごした時間に対して、
いかに、肯定的な思いを抱けるか、
ということが大切なことなのではないかなぁ。
もちろん、眠りにつくときに、
どんよりとした気持ちにその日全体を
覆われてしまうこともあるけれど、
俯瞰的に眺めることができる日には、
よかったなぁと思えた瞬間も、いくつか隠されていて。
そうして迎えた朝というのは、
たとえ、睡眠時間がそれほど十分でなくても、
起きようと思った時間に、
すっきりと目覚めることができるのです。
睡眠の質がよくなるということなのかなぁ。
*
で、こんな文章をなぜ、今日書いているのかというと、
今朝の目覚めがとても心地よかったから。
3時間ほどの睡眠だったのにも関わらず。
iPhoneアプリのsleep cycleで、
睡眠状態を大まかに確認できるのが便利なのですが、
いつもは、不規則なグラフになることが多くて、
あまり眠れてないのかな、なんて思うことがしばしば。
ところが、今朝は、
なんともみごとな90分周期。
こんなことは、はじめてで。
それがうれしくて書いてしまったvoiceでした(笑)。

2010年04月09日 [ everyday
]
暗やみの存在に気づけたら
日が沈みかけたころ、
自転車の壊れたライトを付け替えていた。
ごくごくシンプルに
取り付けられる構造のはずなのに、
手元が暗くてなかなか付けられない。
慌ただしくなるこころと、少々の苛立ち。
結局、翌日の朝、取り付けてみたら、
さらっと、ものの数秒で作業が完了したのです。
こういう状況って、実際の作業以外においても、
日常で、よく起こることだよなぁと思います。
体調だったり、気分的なものだったり、
自分の調子がよろしくないときに限って、
あれこれ考え事は膨らみ続けて、
ますます、どんよりした気持ちになる。
それはきっと、暗やみの存在に気づいていないから。
暗やみにいるときには、
こころ静かにいられるように。
明るくなってきたら、
ものの数秒で完了することも数多いのだから。
2010年04月08日 [ everyday
]
想像以上のスピードで
これまでずっと購読してきた新聞を
4月から解約しました。
不便になるかな、物足りなくなるかなと、
さんざん悩んだ末の解約だったのですが、
実際、過ごしてみると、無いならないで、
なんとかなるものなんだなぁ、と。
情報はいたるところに広がっていることを
改めて実感しました。
むしろ、部屋に積み重なっていた新聞のスペースが、
解放されたことのスッキリ感に、
少しだけ心地よくなってしまったり。
小さい頃から、自分の日常の一部として、
どっしりと存在していたものが、
少しずつ姿を変えていく。
本に関しては、どんなに電子化が進んでも、
僕はきっとモノとして読みたい派だなと、
わりと強く思い込んでいたのですが、
その思いが99%くらいだったものから
80%くらいまで動いてきている。
たとえば、僕は本を読んで気になったところを、
あとからmacに打ち込んでいるのですが、
その作業がコピーペーストで、
完了してしまう便利さを想像したり。
思えばCDに対してだって、つい2〜3年前までは、
本と同じような思いを抱いていたことを思うと、
こういった変化は、想像以上のスピードで
動き続けているのかもしれないなぁ。
(もちろん今でもCDは大切な存在だけど)
ぼんやりしているとipadのことが
頭のなかをぐるぐると回り始める、今日この頃です。
2010年04月04日 [ everyday
]
変わらぬ場所、変わらぬよろこび
お花見をしてきました。
一年前と同じ場所で、同じ時間を過ごす。
変わらぬ場所で変わらぬよろこびを感じること。
これまでに過ごしてきたさまざまな時間が、
とても味わい深いものに感じたり。
そして、一年先の自分に思いを馳せる。