大掃除どうしましょ

年末の大掃除は1日で済ませたい、
そう思う若者が多いという調査結果を新聞で読む。

作業部屋などは、ちょくちょく掃除しているけれど、
家全体の掃除は、あまり手が付けられていなくて、
窓磨きなども、大掃除待ちという、僕の現状。

今は、euphoriaの新作の仕上げ制作作業や、
その他のいろいろな作業が積み重なっているので、
ほかのことに手が回らないのですが、
ひとつひとつの時間を大切に、
年末までには、ひととおり、かたちにできたらと模索中。

年末1日、ばたばた大掃除という流れではなくて、
せめて2〜3日かけて、
大掃除に加えて、2009年をゆったり振り返る時間を
作れたらいいなと思っています、今日このごろ。

辿り着けない部分

ちょっと前にiphoneを使うようになって、
うわさ通りというかなんというか、
ほんとうに便利だなぁ、と思っている今日この頃。

スケジュールの管理や、
メモがさっと書けて、そして、
きれいに分類できるようなアプリも多くあって、
手帳から完全に移行できてしまうなぁ、とも思ったのですが、、

いろいろ考えた結果、紙の手帳は、持ち続けたいなぁと。

先月、euphoria3人で、新しいアルバムのタイトルや
コンセプトを考えるミーティングの機会が、多くありました。
そのとき、自分は普段、なにを考えていたのかを振り返るために、
手帳を読み返しながら、僕はミーティングしていました。
昨年のものと、2冊並べて、読み返してみたり。

そのときの、紙をぺらぺらめくる感触だったり、
丁寧だったり急いでいたり、を感じさせる筆跡から、
それをメモしたときの感情を思い出したり。
そんな感覚をひっくるめて、自分自身の考えが、
しっくりとまとまってきたのです。

デジタル技術がいかに進んでも、
辿り着けない部分というものも、あるんだよなぁ、と思ったり。

というわけで、
手帳が取り出せないときのみ、iphoneに記録、
それも、あとから手帳に移して、
最終的に、日々のメモは、
紙の手帳にすべてまとめるというスタイルでいこうと決めました。

こころからありがとうを言えるかどうか

euphoria、4枚目となるフルアルバム、
"fluidify"、2010年2月5日にリリースします。

CDよりも高音質である、24bit48khzという形式で、
アルバム全曲を、全世界同時に、無料配信します。

今回のリリース形態について、
そのアイディアが出てきたのが、2008年の秋頃、
それから、さまざまな角度から、繰り返し考え、
ときには、頭が痛くてふらふらしてしまうくらいに、
悩んでいた時期を過ごしながら、辿り着いた結果です。

というのも、僕自身、
CDというモノが、とても好きで。
学生の頃には、あれこれ選び抜いたCDたちに、
小遣いのほとんどをあてていました。
そして、中学生で、作曲を始めたときから、
CD屋さんに、自分のCDが並ぶことがひとつの夢でした。

今でも、ほんとうにいいと思う音楽は、CDで買っているし、
昔から繰りかえし聴いているCDは、
ジャケットもボロボロだけど、
今も大切に持って、聴き続けている。

そして、今もなお、CDの可能性を大切にして、
活動を続けているアーティストは、すばらしいと思っています。

決して、CDという媒体の価値がなくなったと、
そんなことは、まったく思っていません。

ただ、僕自身が、euphoriaの音楽を通して、
なにを一番伝えたいのか、といった部分を、
多くの固定概念にとらわれず、
ぎりぎりまで、突き詰めていく末に、
ふっと見えてきたものがあったのです。

このことに関しては、いろいろな内容があって、
だいぶ長くなってしまうので、
随時、文章にしていけたら思っています。

*

今回、ここで、書きたかったことがひとつあって。

音源を配信するスタイルを考えるなかで、
デジタル技術、インターネットの急速な発達というものに、
否が応にも、関心を向けざるを得ませんでした。
情報化社会の発展により生まれる、メリット、デメリット。
あんなことや、こんなことも可能になるのかぁ、という、
希望とも恐怖ともとれる、そんな感覚。

そういったことをあれこれ考えている時期に、
僕がよく行く、珈琲屋さんに行ったときのこと。
注文を受けてくれている、スタッフの女の子の対応が、
とてもていねいで、かつ、柔らかくて、
そして、「ありがとうございます」という言葉が、
なんというか、とてもこころに響いたのです。
さまざま疲れが溜まっていたときだから、
何割増かで響いたということもあるかもですが。

それから、その帰り道。
車で細い道を運転しているときに、
対向車が来たので、僕が少し窪んだところで、
待機していたとき、すれ違いざまに、
対向車のおじさんがていねいなお辞儀をしてくれて、
声は聞こえなくても、「ありがとう」が、
すぅーっと伝わって来て。

そういった、「ありがとう」たちによって、
僕は、なにものにもかえがたい、
どっぷりとみたされた気持ちになったのです。


これから、どのように、
さまざまな技術が発展していくか、
そしてそれに伴い、
世の中がどのように動いていくか、
それは、誰も、予想ができないことです。

でも、「こころからのありがとう」を言えるということ、
そして、それを感じて、受け止めることができるという、
何ものにも代えることのできない、その価値は、
人が生きていくうえで、いつまでも輝き続けるのだと、
そんなことを思ったのでした。

点と展 -spread the points- vol.2

点と展 -spread the points- vol.2、
観に来てくださったみなさん、
どうもありがとうございます。

すばらしいうたとギターを
披露してくださったcurveのユウセイさん、
ありがとうございました。
そして、京都のlow-passは、
メンバーのインフルエンザ発症で、
残念ながら、出演できなかったけれど、
メンバーのカナザワくん、わざわざ新幹線で、
駆けつけてくれて、ありがとうございました。


euphoriaは、この一年かけて、
4枚目のフルアルバムを制作してきて、
その時間の中で、あらためて、
euphoriaの音楽とはなんだろう、
そして、euphoriaが大切にしていることは?
といったことを、考える機会が多くありました。

その部分が、毎週のミーティングや、
それぞれひとりひとりの日常をとおして、
今まで以上にクリアに、確かなものとして、
浮かび上がってきています。

そうした思いが、今回のライブにも、
よい形で結びつけられたかな、と思っています。


あらためて、
今回、ライブを観に来てくださったみなさん、
ほんとうにどうもありがとうございました。
4枚目のフルアルバムで採用する、
リリース形態とも繋がってくることですが、
これからのeuphoriaのライブ、
さらにさらに、大切な時間にできたらと思っています。
またぜひ、お時間のあるときに、
足を運んでいただけたらうれしいです。

500通りの帰り道

髪がぼさぼさになってきたので、
午前中、ひさびさの美容院へ。

ここ最近は、12/4の"点と展vol.2"に向けたリハと、
きのした宅と事務所でのミーティングをのぞいては、
あまり、部屋から出ることなく、
euphoriaのアルバム制作をしているので、
美容院へと向かう道のりは、心地よい息抜き。

電車の車窓には、
この季節独特の、透き通るような空気があって、
そこを通過する冬の日差しがまぶしかった。
この光景は、僕のとても好きなもののひとつ。

気分が心地よくなって、
そんなとき、ふと思い浮かんだことがあって。

こうして美容院に行くのは、あと何回あるのだろう。

だいたいひと月に1度、もう少し間隔が開くときもあるから、
年に10回と計算して。仮に、80歳まで生きられるとすると、
合計で500回ちょっと。

こんなことを今まで考えたことがなかったので、
無限にあるように感じていたことが、
このくらいの数字に収まるんだなぁと。

美容院でのんびりできてさっぱりできる感覚が
僕は好きで、だから、そこに向かう時間や、
帰り道の時間(寄り道が多くなったり)も、
いつもより、だいぶ、のびのびとした気持ちになります。

そういった気持ちを、あと、500通り、
存分に楽しめたらいいなぁ、と思いました。

おじいさんになったら、近所の床屋さんかな。
それでも、そのお散歩の時間がきっと特別なものに。