音とどう向き合うか

東京芸大の大学院修士課程1年生展を見に取出キャンパスまで。
大学時代の友人の発表を見るために。

彼とは、大学のときから、共感する部分が多くて、
ゼミが同じだったこともあり、
お互いの作品を聴きあったりして、
一緒に過ごす時間が多かったのです。

大学のときから、彼の作品は、非常に研ぎすまされていて、
そして、自身の音楽に向き合うまっすぐな姿勢に、
たくさんのよい刺激を与えてもらっています。

身体センサーからの信号入力をmax/mspでプログラミング、
その結果を、4スピーカーで出力するという実技発表は、
とても興味深い研究内容で、見入ってしまったし、
常設展示されていた、8つのスピーカーを用いた、
音響作品も、非常に繊細でありながら、
こころにせまってくるような強い躍動感があり、素晴らしかった。

なんというか、ものすごく几帳面に、
細部にわたって意識を巡らす、
その徹底した感覚は、ある種、
病的な雰囲気まで漂うのですが、
それでいて、まったく淀んだ感じを受けることがなく、
しっかりと外側にひらかれた世界観を感じさせてくれるのは、
ほんとうにすごいことだよなぁ、と感じました。

僕自身の音との向き合い方が、
まだまだ甘いなぁ、と感じるのと同時に、
もっと深く、ていねいに、音を扱っていきたいなぁと、
そんな気持ちになりました。

取出キャンパスは、だいぶ遠かったけれど、
足を運んでよかったなぁと思った、そんな一日。

汚れが気になって

夕方、euphoriaのアルバム制作作業の息抜きで、ミスドへ行く。

レジの横下のスペースに
ポンデライオンのぬいぐるみがあって、
それが、けっこう汚れていて、どうしてだろう、
と思って、ぼんやりと眺めていると。

実際、そこを通りかかる小さなこどもたちのほとんどは、
そこで、立ち止まって、頭を撫でたり、抱え込んだり、
必ずといっていいほど、触れていくのです。
あと、おもしろかったのが、
自分の座る椅子の方に、ポンデライオンの顔が向くように、
方向を変えているこどもがいたこと。
ポンデライオンのリングの部分をとって、自分がかぶってみて、
お母さんを笑わせるこどもも。

きっと、あのぬいぐるみには、
強烈にこどもを引き込む魅力があるようです。
かわいいキャラクター、ふわふわとした質感、
小さなこどもが、なんとか抱え込める大きさ、
リングがはずれることで実際に触れてみたくなる、などなど、
そんな心遣いがあるんだなぁと。

今まで、全く気づくことのなかったことだけど、
「なんか汚れてるなぁ」という思いから、
ひろがったいくつかの発見。

ないからある

80GBのipodを購入したときは、
これだけの容量があれば、
持ち歩く分には全く困らないだろうな、
と思っていたけれど、
スペースがあればあるほど、使いたくなるもので、
もういっぱいいっぱいになってしまった。

最近新しくなった、
薄さそのままで160GBというipodに、興味があったのですが、
こないだ、タンスの衣替えをしているときに、
ipodの中身も季節に合わせて衣替え案を思いつきました。

少し肌寒くなってきた街並みを、
マフラーをしながら、白い息を吐きながら、
というような想像から曲を選んでいく感覚。
これがなかなかおもしろい。

あと、最近、ipodの外側を覆うケースが壊れてしまい、
新しいものを探していましたが、
なにも装着しない、むき出しのままのスマートさもいいなぁと思い、
そして、なにより、今まで以上に、
大切に扱っていることに気づきました。
直に触れることで、その質感から伝わる愛着が膨らんだり。


容量が少ないからこそ、生まれたipod中身の衣替え、という発想。
ケースをはずしたことで、生まれた、愛着感。

「ないからある」、ということに敏感になれたらいいなぁ。

ルラ大統領の涙

2016年のオリンピックが
リオデジャネイロに決まったというニュース。

それほど熱心に向き合っていたわけではないけれど、
東京で開催になるのかどうか、
これまでに、いくつかのニュースや記事を読みながら、
その結果をたのしみにしていました。

ニュースなどでの取り上げ方の多くは、
東京で開催することでの経済効果は、何億円にもおよび、
というような方向で、国民の関心を集めていました。
それに加えて、エコ重視のオリンピックというアピールなど。

僕自身としは、自分が34歳になったとき、
どんな日々を送っているのかな、という思いから、
東京でのオリンピック開催をのんびり想像していました。

で、リオデジャネイロが決定して、
ブラジルのルラ大統領の涙をぬぐいながらの記者会見。
南米初のオリンピック開催という大きな大きな夢。


日本の向き合い方(国民それぞれの気持ち含む)との、
スケールの違いをどっしりと感じて、
日本落選うんぬんではなくて、
リオデジャネイロ開催に対して、
こころからおめでとう、という気持ちになりました。

そして、日本もスペインもアメリカも、
その他の国々も、2016年、南米初のオリンピックを、
盛り上げていけたらいいなぁ、と感じました。

そんな視点から、34歳の自分を再び思い浮かべてみたり。


十五夜、まんまるポテト

十五夜、まんまるの月を楽しみにしていたけれど、
あいにくの曇り空。

そのかわり、といえるのか分かりませんが、
家にたくさんあった北海道のじゃがいもを使って、
まんまるのフライドポテトを作ってみました。
じゃがいもの旨味をうまく生かせて、なかなかのお味。

さっぱりしたお酒と共に、
まんまるのフライドポテトを食べながら、
お月見気分を満喫した十五夜でした。