2008年07月31日 [ "euphoria"
]
野外フェスも良いけれど
野外フェスで盛り上がる季節ですが、
今年は時間がなくて行けないな、とか、
今年の夏は暑すぎるからな、とか、
思っている人は、ぜひ、
8/3(日)、代々木のザーザズーへ、
足を運んでいただけたらうれしいです。
この日は、アルバム"silence in everywhere"リリース後、
初めてとなるライブ、大切にしたいと思っています。
すっと夏の夜空にまで広がるような、そんな演奏を意識しながら。
演奏時間もたっぷりあります。
そして、euphoriaのサイトにて、
チケットを予約して下さった方には、
アルバムリリース記念のささやかなプレゼントとして、
"silence in everywhere"特製ポストカードを差しあげます。
この日限りの限定品なのです。
ご都合よろしければ、ぜひぜひ。
2008年07月29日 [ everyday
]
そよぐ風、なくなった夏休み
夏休み。
小学生の頃はこのことばを聞くだけで、
胸がわくわくして、うれしくなっていました。
それから中学高校、そして大学と、
年齢が上がるにつれて、だんだんと
その気持ちは薄らいできたけれど、
それでも、やはり、夏休みになるとうれしくて、
計画表を書いたり、旅行に出たり、
さまざまな思い出があります。
今年は、夏休みがなくなって、二年目の夏。
冷房をつけた部屋でぼんやりと時間を過ごしていると、
夏休みがなくなったことを思い、ちょっと切なくなる。
なんだかなぁ、と思って、
夏の空でも見てみようと、なにげなく窓を開けてみた。
その瞬間、真夏の日差しをすり抜けて、
すっと、心地よい感触の風が吹き込んできたのです。
冷房をつけて過ごしていたから、
今日、こんな心地よい風がそよいでいること知らなかった。
うーん、なんとも気持ちよい、
これは、まるで、夏休みみたいだな。
そよぐ風には、さまざまな思い出がつまっている。
そよぐ風が、なくなった夏休みを届けてくれたみたいです。
2008年07月28日 [ "euphoria"
]
真っ白な模様に光をあてるように
真っ白な背景に浮かぶ真っ白な模様を
思い描くだけじゃ、
少し見つけづらいかもしれない。
だから、その真っ白な模様に
ちょっと光をあててみようか、
見る角度を変えてみようか、
ほんの少し触れてみようか。
*
真っ白な背景に浮かぶ真っ白な模様(white pattern)に
気づくために大切なことは、「想像力」を持つということ。
では、その「想像力」を持つために
必要なことはなんだろう、と考えました。
もちろん、それは人それぞれの答えかたがあると思うけど、
僕にとって「想像力」を持てるときはいつも、
こころのなかに「静けさ」を感じられているな、と思うのです。
たとえば、人に対して、憎しみや嫌悪感を抱いてしまっているとき、
そういった感情は、ものすごいパワーを持っているものだから、
放っておくと、そのままどんどんと膨れ上がっていきます。
でも、こころの奥底に「静けさ」を感じられるときには、
ほんとうのことを見つめる視線が生まれてきます。
憎しみを抱いてしまったのは、
その人のほんの一部分しか見ていなかったから。
身の回りにあるものは、すべて多面的な存在で、
ましてや、人の存在なんて、多面的の極みのようなもの。
そういったことに気づく「想像力」が生まれることで、
ちっぽけな自分の感情に振り回されることなく、
もっと大きなものの存在を感じることができるのです。
ここでは、分かりやすい、身近なことを書いてみましたが、
もっと言葉にしにくいような、
自分自身のなかでも具体的なことが思い浮かばないけれど、
なんだか調子悪いな、いらいらしてしまうな、というようなとき。
そこからするりと抜け出すことが出来るときというのは、
やはり、そのとき、こころのどこかで「静けさ」に、
気づくことができていたのだと思うのです。
"white pattern"という作品が、
真っ白な背景に浮かぶ真っ白な模様に
気づくことの大切さをテーマに作られたものとすると、
"silence in everywhere"という作品は、
その真っ白な模様に気づくために大切なことを
テーマに作ったアルバムだと思っています。
*
真っ白な背景に浮かぶ真っ白な模様に、
ちょっと光をあててみようかな。
"silence in everywhere"を聴きながら。
2008年07月22日 [ "euphoria"
]
手元から旅立って
明日23日、euphoriaの3枚目のアルバム、
"silence in everywhere"が発売になります。
曲作りから、レコーディング、ミックス作業まで、
半年以上のその間、ほぼ毎日、
作品と向き合いながらの日々を過ごしてきたので、
この作品が、自分たちの手元から旅立って、
CDショップに並ぶことを思うと、感慨深い気持ちになります。
今のeuphoriaを存分に収めることのできた、
3人にとって、とても大切な作品に仕上がりました。
少しでも多くの方のこころに届いたら、とてもうれしいです。
2008年07月19日 [ "organic stereo"
]
螺旋階段の響き
organic stereoの表参道ヒルズでのライブ、
観に来てくださったみなさん、ありがとうございます。
大きな螺旋階段の中央、高い天井、長い残響、人の会話、歩く音、
いつもとは全く異なる状況のライブで、
演奏中、奏でるべき音について、
ときどき戸惑う瞬間もありましたが、
今の自分の状況をある程度、楽しみながら、
ライブが出来たように思います。
organic stereoの音は、
演奏する環境や状況によって、
さまざまな響かせ方が出来るように思います。
organic stereoの音と、会場の空気感とが、
うまく溶け合い、相乗効果をもたらすことができるような、
そんなライブをこころがけたいと思っています。
次回のライブは、organic stereo主催の企画で、
10/19(日)、原美術館で演奏させていただくことになっています。
原美術館、ご存知の方も多いと思いますが、
こころ落ち着く、とても素晴らしい空間です。
その場所で、秋の気配を感じながら、
organic stereoの音と原美術館の空間とが、
心地よく共鳴するように、
気持ちのよい時間の流れを築けたらと思っています。
よろしければぜひ、足を運んでいただけらうれしいです。
詳細は随時、organic stereo official websiteにて、
お知らせしていきたいと思っています。
2008年07月14日 [ everyday
]
ライン
理想をぼやけさせながら、
むやみにそれを高い位置に持っていく、
それは、いつもの悪い癖。
そうではなくて、
現状を過少したり過多したりせずに眺めて、
しっかりとラインを定めること。
そのなかで、出来うる限りの努力。
ラインを明確にできたら、
それ以外を、潔く、手放せるようになりたいものです。
2008年07月05日 [ everyday
]
うなぎのゆくえ
中国産のうなぎをうなぎの名産地である四万十川産と偽り、
販売していたということがニュースになっています。
この「偽装」関連の事件は、
いろいろなところで問題になっていて、
今回の事件に関しても、販売元の社長さんが出てきて、
「早く認めなさい」、「嘘つき」、みたいな扱いで、
取り上げられています。
でも、それと同じくらい気になるのは、
今回、四万十川産と偽り、
販売された数の9割方を占めていた中国産のうなぎのゆくえのこと。
どうなってしまうのだろう、
そう考えると、とても胸が痛みます。
こんな事件に巻き込まれなければ、
うなぎとしての存在を全うできたはずなのに。
うなぎのたたりが起きるのではなかろうか。
2008年07月01日 [ everyday
]
奏でた音が、帰り道の人混みに吸い込まれないように
ある日の表参道からの帰り道、
新しく開通した副都心線で、のんびりと
明治神宮前から帰ろうと思ったけれど、
夜もだいぶ遅かったので、本数が少なく、
山手線で原宿から帰ることにしました。
多少の混雑は、覚悟していたけれど、
なんだか、いつもに増して人の数が多い。
どうやら代々木体育館あたりで、ライブがあったようで、
その歌手の(とても有名な人)のグッズを身につけた人がたくさん。
まいったなー、こんな混雑に巻き込まれるなんて。
時間はかかっても、副都心線を使えばよかったなぁと思いながら、
駅の階段のど真ん中で立ち止まっている人たちの間を抜けて、
少しでも空いてるホームへ歩こうとしていたとき。
そこにいた人(その歌手のグッズの帽子をかぶっていた)と軽く肩がふれて、
その瞬間、もの凄い形相をこちらにむけて、あからさまな舌打ち。
僕も、その日はだいぶ疲れていたので、
こころのなかではちょっとむっとしてしまったけれど、
少し頭を下げて、そのまま通り越していきました。
なんだか、少し、かなしい気分に。
素晴らしいライブを観た帰り道、僕にはいろんな思い出がある。
そんな時の心境は、いつも、
今まで目にしてきたあたりまえに存在していたものまでも、
きらきら輝いて見えてくるような気持ちが溢れていて、
これからの自分の日々がわくわくしてくるような、そんな感じ。
ライブを観に行った後、その内容がいまひとつの場合、
ときには、疲労感におそわれることもありますが、
確かに疲れはあっても、そんなことを忘れてしまうくらいの
大きな感動に満たされるライブもあります。
今回出会ったような数のお客さんが集うライブとは規模が違うけれど、
僕も、頻繁にライブをさせてもらう機会があります。
自分の奏でた音が、その日一瞬で、
帰り道の人混みに吸い込まれ、
消えていってしまうことのないように、
そして、あわよくば、
観に来てくれた人たちの
なにかしらの力になれるような、
そんなライブができるように、
ひとつひとつのステージと真摯に
向き合っていきたいと思ったのでした。