2008年03月30日 [ "euphoria"
everyday
]
はじまる前から、そんな予感
吉祥寺warpでのライブ。
リハを終えて、小雨が降るなか、横尾という、
お気に入りのカフェまで歩く。
その途中、街灯に照らされた、夜桜がきれいで、
ちょっとのあいだ、立ち止まる。
このところ、ライブ準備やアルバム制作で時間がなく、
お花見できないことを悔やんでいたけれど、
この一瞬の桜で、なんだか十分に満たされた気持ちに。
横尾は、やはり、いつ来ても、落ち着いた気分になります。
自分のなかにあるさまざまな事柄に、
YESと応えたくなる感じ。
一見、素朴に見える、インテリア、
実は、とても手が込んで作られているんだろうな。
木の質感をそのまま大切にした机だったり、
天井からつるされた裸の電球だったり、
並べられた本の置き方だったり、
細かなもの、ひとつひとつがここちよい。
こんな部屋に住みたいな、こんなスタジオをつくりたいな、と、
わくわくした思いをひろげてみたり。
ゴルゴンゾーラチーズの焼き豆餅とマンデリンブレンド。
なんとも美味。
きっと今日のライブはだいじょうぶ。
落ち着いてよいライブができたな、と思える日は、
はじまる前から、そんな予感を感じていることが多いです。
打ち上げの席では、共演したarのみなさんとのお話で盛り上がる。
音楽への向き合い方など、共鳴することが多く、
音楽を軸にいろんな話題にひろがって、気づいたら、朝の5時。
自然だったり芸術だったり、そういったもののなかに、
社会が存在しているはずが、
すべてを社会に詰め込もうとしている状況。
いろんな角度から考えてみたいテーマです。
2008年03月27日 [ "euphoria"
]
桜ひろがるこの季節に
3/30 (日)の、euphoria、久しぶりのライブに向けて、
スタジオリハを繰り返しています。
今回のライブは、1年ぶり以上ともなる、
新曲のお披露目ライブでもあるので、
大きな意気込みで準備を進めています。
昨年の秋頃から始まった新曲の制作。
3人、狭いスタジオに連日集まり、
コツコツと作り続けてきた曲たちは、
冷え込みきびしい冬の季節を乗り越えて、
満開の桜がひろがるこの季節に、
みなさんにお披露目できること、
とてもうれしく、そして、たのしみです。
東京の桜は、今週末、ちょうど見頃かも。
日曜日のライブは、吉祥寺のwarpです。
日中は、井の頭公園で、お花見を満喫して、
夜はライブに、というものよいかもですね。
きっとよいライブにします。
みなさんにお会いできるときをたのしみにしています。
2008年03月25日 [ "euphoria"
everyday
]
彼は、きらきらとした表情で
"december"という新曲のミックス作業に苦戦する。
主旋律を奏でるギターを前面に持ってくると、
ドラムが寂しくなって、だからといって、ドラムの輪郭を強調すると、
今度は、ギターが、ぼやけてくる。
そして、ベースの位置をどこまで低くもっていくか、
などなど、さまざまな方向を行き来して、迷い込んでしまいました。
*
そんなタイミングで、玄関のベルが鳴って、
誰かな、と思って、階段を降りると、
1年ぶりに会う高校の同級生。
通っていた高校は、そのまま大学につながっていて、
僕は他の大学に行ったのですが、
彼はそのまま進学して、卒業。
それから今度は、大学の教育学部に入るために、
まるまる2年間、猛勉強していて、
先日、めでたく、京都の大学に合格したとのこと。
これからはじまる、新入生としての大学4年間を
彼はきらきらとした表情で心待ちにしている。
「教師という道に限らず、さまざまなことを経験していきたいんだよね」
という力強いことば、かっこいいなぁ。
「森川は、最近はどうしてるの?音楽してるんだよね。」
「うん、どこまで行けるかなんてわからないけど、
今の時期にどれだけ充実させられるかが重要だと思ってるんだ。」
そして、「お互いがんばろうね」、と笑顔で声をかける。
5月にはeuphoriaのライブが京都であるので、
そのとき、会おうね、といって、「じゃ、またね!」
*
とても前向きな気分で、階段をあがり、部屋に戻る。
そして、スピーカーの前での作業を再開。
2008年03月19日 [ everyday
]
ちょっと気持ちをゆっくりと
春の日差しを浴びながら、
梅の香りのする方へ、ふらりと散歩するのが、
僕のしあわせだったりするのですが、
今シーズンから、花粉症デビューで、
外に出るのが辛くなって、なんともかなしい。
自転車に乗っていたときに、携帯を落としてしまい、
夜、家に戻ってから、懐中電灯片手に、
通った道をひたすら探すも、
見つからず、途方に暮れる。
翌日、交番に行くと、親切に届けてくれた人がいて、
ほっと、ひと安心。
車でスタジオに行く途中に、
住宅街の細い道で、乗用車と出合い頭の事故。
少し首を痛めた程度で、大きな怪我はなかったけれど、
車の傷はだいぶ大きい。
と、なんだか、ここ最近、嫌な出来事が立て続けに起きていて、
どうしたものかと、深呼吸。
今朝、amazonから届いた、
映画「めがね」のDVDでも観ながら、
ちょっと気持ちをゆっくりとさせようと思います。
2008年03月12日 [ everyday
]
2羽が寄り添って
これからしばらくは、euphoriaの新しい作品の、
オーバーダビングやうた録音やミックス作業などで、
家に閉じこもることが多くなるので、
ひきこもりになってはよろしくない
(音楽にも体調にも精神にも)
と思い、とりあえず、今日は夕方に1時間ほどのランニング。
夕陽が沈みかけていて、ほのかにオレンジ色に染まった、
川沿いのサイクリングコースを走っていると、
僕の頭上をカルガモが2羽、
仲良く寄り添ってゆらりゆらりと飛んでいって、
そのすぐ後には、小鳥が2羽、
仲良く寄り添って颯爽と駆け抜けていった。
なんだか、それは、とても美しい光景に感じました。
2008年03月09日 [ "organic stereo"
]
とてつもない距離感と繊細なものの存在、そしてそれをつなげるもの
”The Stories Linger in My Mind” Release Partyでのライブ。
organic stereoとして、初めての長時間のステージということもあって、
それまでの連日のライブ準備の疲労や、当日の大きな緊張などで、
本番前には、激しい頭痛に襲われていて、
体調が、がたがたと崩れてきてしまい、
今日演奏できるのか、曲数を減らすべきなのか、
というほどまで、追い込まれた状況でした。
organic stereoの音楽は、しんどい表情で演奏するようなものではないので、
リハでは、出来る限りの平静を保って、それから、そそくさと、
渋谷の街を歩いて、バファリンを買いに薬局へ。
土曜の夜の渋谷の街の人混みは凄まじくて、めまいで倒れそうになりながらも、
路地裏に入って、ミネラルウォーターでバファリンを勢いよく飲み込む。
そのときに、その日初めて上を見上げたのですが、ビルとビルの隙間から、
ぼんやりとした明かりのまばらな星が見える夜でした。
それまで自分のすぐ近くのことしか目に入っていなかった僕が感じた、
ビルの隙間から見えた、まばらな星とのとてつもない距離感。
そして7th Floorに戻って、楽屋に届けて下さっていたお花の、
その細部にまでわたる繊細な美しさ。
そのふたつの存在が、驚くほど自然に、
僕のこころを穏やかにしてくれたのでした。
ステージに配置した機材の間に、いただいたお花を飾って、
演奏を開始する頃には、もうすっかりと、本調子に。
そして、会場の雰囲気のよさ、お客さんのあたたかな空気のおかげで、
のびのびと、こころをこめた演奏ができました。
ソロでのライブは、想像以上に、ハードなものでして、
準備段階では、自分のなかで、恐ろしいものを幾度も見たのですが、
それゆえに、今まで感じたことのないような、
大きなもの存在、繊細なものの存在、
そして、お客さんのこころ温まる存在に支えてもらっているという実感を、
身にしみて感じることができました。
あらやるものに対しての、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、こんな弱々しい僕を支えて、演奏を手伝ってくれた、
トビナイくんとショウタくん、
最高にすてきな演奏をしてくれた三富さん、
そして、たくさんの力を貸してくれたレーベルスタッフの方々、
7th Floorのスタッフの方々、
ほんとうにどうもありがとうございました。
この日、与えてもらったことのひとつひとつを大切に、
これからの日々を過ごしていきたいなぁ、と思っています。
*
organic stereoとしてのライブは当分、未定なのですが、
次の機会には、さらに見応えのあるものにできたらと思っています。
よろしければ、ぜひ、頭の片隅で、たのしみにしていてください。
2008年03月04日 [ "organic stereo"
]
曲が微笑む
3/8(土)のorganic stereoはじめての自主企画、
"The Stories Linger in My Mind" release partyに向けて準備の日々。
今回のライブでは、
演奏時間がたっぷりあるので、
apple store tourで行った、ひとりでの演奏スタイルに加え、
あらたにサポートミュージシャンに入ってもらっての演奏も考えています。
これにより、今までライブではお披露目できなかった曲たちも、
release partyで、初めて演奏することができるのです。
リハで初合わせをしてみたのですが、
ギター2本が重なり合う響きが生み出す、
広がりの心地よさに、思わず胸が高鳴りました。
今まで、CDのなかだけでの存在だった曲たちが、
こうして、大きな空間に広がっていく感覚。
僕だけでなく、曲そのものも、にこやかに微笑んでいるようです。
当日、会場では、
ゆったりあたたかな照明と、のんびりくつろげるイス席と、
体にもおいしいorganic stereo特製フードメニュー(数量限定)をご用意して、
のんびりとゆったりと、大切なときを過ごせたらと思っています。
この先のorganic stereoのライブ予定はまったくもって未定です。
ぜひこの機会に、足を運んでいただけたらうれしいです。
■チケットご予約は↓こちらにて。
http://www.organicstereo.net/reservation.html
*
このムービーの再生には、FlashPlayerが必要になります。
恐れ入りますが下記サイトよりダウンロードをお願いいたします。
This movie requires the latest version of Flash Player.
Please download it from the site below.
>> Download FlashPlayer
2008年03月01日 [ "euphoria"
everyday
]
春を感じる瞬間
スタジオの床にて、明け方4:30から6:00までの仮眠。
部屋の音響特性を調整するために持ち込んだ毛布が、
こんなところで役に立つとは思ってもいませんでした。
72時間リハスタを借り切ってのレコーディング、
いつもよりはゆとりがあるかな、と思っていたけれど、
音作りに多くの時間を費やしたため、
なかなかハードなスケジュールとなり、
予定していた録音を終えた4日目の朝には、
頭はほぼ思考停止の状態。
そのまま、レンタルした機材を新大久保まで届けに行ったのですが、
そこに向かう途中、カーナビが狂っていたのか、
はたまた、僕がおかしかったのか、
同じカーブを3回もぐるぐる回っていて、
今、その状況を思い出すと、笑いがとまりません。
うとうとしてしまってはいけないと思い、
車の窓を開けて、風にあたりながらの帰り道。
そういえば、もう3月になったんだ。
ipodをつなぐのも億劫だったので、J-WAVEを聴いていると、
「あなたが春を感じる瞬間」という特集をやっている。
僕は車の窓からの穏やかな日差しと、
ほんのりあたたかい風を感じながら、
予想外に心地のよいドライブを楽しみました。