ぼんやりとした時間

いろいろと予定が多い日が続いて、
ちょっと体調を崩してしまいました。

体調が悪いから気分が落ち込むのか、
気分が落ち込んでいるから体調が崩れるのか。

そんなことを考えながら、
過ぎていく、ぼんやりとした時間。

音から風景を感じること

レコーディングエンジニアとして、
AUXINという5人組バンドの録音。

土曜日の夕方から日曜日の夕方までの24時間パック。
4曲プラス、短めの2曲、合計6曲の録音という、
過酷なスケジュールでしたが、メンバーの素晴らしい集中力で、
見事、すべての楽曲を録り終えました。

euphoriaのレコーディングのときと違って、
僕は、ギターを演奏する必要がなくて、
その分、今までよりも、思う存分、
マイクの位置や、録り音に、
意識を集中させることができました。

引き続き、ミックス作業も担当します。

先日、AUXINのライブを観させてもらったときのこと。
彼らの奏でる音から、美しい風景が
浮かび上がってくる瞬間がありました。
その風景をしっかりとCDに収められるように、
ていねいに作業を進めていきたいと思っています。

「音から風景を感じて、それを形にしていく」
それが、僕がエンジニアをするうえで、
もっとも大切にしたい部分なのです。

知らない時間

11:00〜の渋谷FM収録が、お昼に終わり、
16:00〜のレーベル事務所での
organic stereo PVミーティングまで
だいぶ時間が空いたので、
それまで、渋谷から代官山あたりをのんびりお散歩。

ミーティングを終えて、
22:00〜の大学時代の友人の誕生日パーティーまで
だいぶ時間が空いたので、
またまたのんびりとお散歩。
同じ場所を、日中と夜とで、歩いてみるのはおもしろい。

アットホームな雰囲気での誕生日パーティー。
みんながすてきな表情で過ごすその時間は、
なにものにもかえがたい温かなひととき。

しかし、パーティー慣れしていない僕は(笑)、
去り際を見失い、慌てて渋谷駅に駆け込むものの、
自宅までの終電を見事に逃す。
これは困ったと、さまざまな案を考えて、
ちょっときれいそうなネットカフェ(リクライニングチェア)で、
始発を待つことに。

深夜のネットカフェ(リクライニングチェア)で過ごす、
なんとも興味深い時間。
バックにたまたま入っていた
sigur rosのDVDを観ようかなと思ったけれど、
あの壮大なスケール感と、今いるこの場所との、
これ以上ないほどのかけ離れた関係性を考えて、
なんとも滑稽に思えて、短い眠りにつく。

駅のホームで始発の電車を待つ人たち。
その混雑具合にびっくり。週末とはいえ、
ここまで混み合っているものとは。
外はまだ真っ暗で、一見、
普段の夜の駅のホームにも見えるのですが、
人の表情や動き方がおもしろい。
きっと僕もそうなっているんだろうなぁ、
なんて思いながら、長い1日が終わりました。


吸い込まれゆく音のひびき

朝、目が覚めると、
外の景色は、しーんと静まり返っている。

yuki_01.jpg

あらゆる音が、雪に吸い込まれていく、
そんな響きを味わいながら、
あたたかなコーヒーをのむ。
なんとも至福のとき。

お昼過ぎに散歩に出かける。
家のすぐ近くの森林公園にも、
(organic stereoの楽曲や、euphoriaのライブSEで
ときどき登場する、環境音の多くはこの場所のものです。)
うっすらと雪が積もりはじめていました。

river.jpg


ヘッドフォンから聴こえるのは、
雪のように儚く、美しい、女の子のうたごえ。
そういえば、昨年に東京で雪が降ったときにも、
この音楽を聴きながら、外を歩いたっけ。
なんとも至福のとき。

inos.jpg
The Innocence Mission / Befriended

ひやかし半分

今週の金曜日 (25日)にorganic stereoが、
SHIBUYA FM "SHIBUYA VILLAGE VOICE"に、
ゲスト出演します。

SHIBUYA FM 78.4 MHz
1/25(金)午前11:00-午前11:58
"SHIBUYA VILLAGE VOICE"  DJ 小島麻子

昨年、番組担当者のかたが、myspaceでorganic stereoの曲を聴いて、
大変気に入って下さり、メールをいただいたのがはじまりで、
出演させていただくことになりました。

ラジオの出演といえば、
一昨年にeuphoriaがタイのfatフェスに出演する際に、
現地のFM局での収録を思い出しました。
あのときは、ことばがほとんどわからない、とか、
しょうたに多くをまとめて話してもらっていたのですが、
今回ばかりは、ことばもわかれば、しょうたもいない、
ということで、これは、ちょっと大変なことになりそうです。
しかも、今回は、生放送という。。
ずっと曲をかけっぱなしがいいなぁ、なんて甘えてみたり(笑)。

そんなわけで、
お聴きになることがきる地域にお住まいのかたは、
ひやかし半分、チェックしていただけたらうれしいです。

SHIBUYA FM webサイト
http://www.shibuya-fm.co.jp/

大寒に曲を作りためる

小寒 → 大寒 → 立春。
暦の上では、寒の真ん中、
今日から一年で最も寒い時期に突入。

昨日の予報で、明朝には東京に初雪が、
となっていて、ちょっと楽しみにしていましたが、
初雪はもう少し先になりそうです。

寒さが苦手な人にとっては、厳しい季節ですが、
僕は、このくらいの気候のほうが、
いろいろとはかどる人なので、
今の時期のあいだに集中して、
euphoriaの新しい作品に収録する新曲たちを、
どんどんと作りためていきたいものです。

こう思うと、僕は、冬眠ではなくて、
夏眠が必要なのかなぁ、なんて考えてみたり。


calmly

"The Stories Linger in My Mind"、いろいろなお店で、
試聴機展開してくださっているようで。
店員さん直々のコメントを書いて下さっている店舗もあって、
「あー、しっかり聴いてくれているんだなぁ」と、うれしくなりました。

ちなみに、今回、店舗限定で、
未発表音源を収録したCDを先着でプレゼントしています。
7分ほどの大きめの楽曲で、なかなか壮大な仕上がりの、
"calmly"という楽曲が収録されています。
organic stereoの新しい一面を聴いていただけるような、
そして、僕自身、お気に入りの楽曲ですので、
ぜひ、こちらも聴いていただけたらうれしいです。

静けさが寒さを包み込む

部屋の灯りをおとして、
ストーブも消す。
静けさが寒さを包み込む夜に聴く、
"Comes a Time"
なんだか、じーんとこころが暖まるのです。

*

今宵はニール・ヤングのうたごえが心地よく響く。
"Comes a Time"という78年のアルバム。

ニール・ヤングって、強く激しいアルバムを作ったあとには、
ほぼ必ずカントリーアルバムを作っていて、
この作品は、そんなカントリーアルバムのなかでも特に、
ニール・ヤングが思う存分リラックスして
演奏している姿が目に浮かんで、
僕の大好きな作品です。

今日はぐっすり眠れそう。

e7f846020ea04882c7b34110.L%2A.jpg
Neil Young "Comes a Time"

うれしさもひとしお

white patternが完成した直後から、
organic stereoの正式リリースに向けての構想を
本格的に考え始めたことを思うと、
そのときから、およそ、まる1年たった今日、
"The Stories Linger in My Mind"が発売になりました。

デビューアルバムということで、
うれしさもひとしおです。

os_tetyou.jpg
(記念として手帳にレビュー記事の切り抜きを貼ってみたり。)

わくわくというか、そわそわというか。
なんだか、5年前にリリースした、
euphoriaのデビュー作品、
"floral dew"の発売日のことを思い出しました。

CD-Rで、自主制作をしていたときから、
長いあいだイメージを膨らませてきて、
こうして、思い描く世界をCDに収めることができて、
とてもうれしいです。
ジャケットのイラストを描いてくれたスガノくん、
HPやCDのデザインまわりなどを担当してくれたショウタくん、
リリースへ向けていつも励ましてくれたレーベルスタッフの方々、
そして、完成を楽しみにしていてくれた方々、
ほんとうにどうもありがとうございました。

毎日の暮らしのなかに溶け込む、
日常のサウンドトラックのような、
そんな作品になったらうれしいです。


”The Stories Linger in My Mind” 特設サイト
http://www.organicstereo.net/storieslinger/

すきまを好む

びっしりとつまっているよりも、
隙間があるほうが、心地よいなぁと、
最近つくづく思うようになりました。

すてきだなぁと、思う人には、
確かな意志のあいだに、しっかりと隙間がある。

いいなぁと、思う音楽にも、映画にも、文学にも、
心地よい隙間が存在している。

そんな隙間には、
無限の可能性が秘められているように、思うのです。


小さな変化が支えている

ちょうど一年前の今日、1月13日に
euphoriaの2ndフルアルバム"white pattern"が完成しました。

昨年の年明けは、1月1日を迎えても、
制作作業の追い込みに懸命で、
新しい年を迎えた実感がなくて、
その頃のvoiceには、

「僕にお正月がやってくるのは、
 いま、制作のおおづめをむかえている、
 2ndフルアルバムが完成したときです。」

なんてことを書いていました。
ですので、完成した1月13日のことはよく覚えています。

それまで連日徹夜作業をしていたにも関わらず、
マスタリングスタジオから夜に家へ戻ると、
いろんな感情が込み上げていて、
なかなか眠れなかった、いや、寝ようとしなかったことも、
鮮明に思い出すことができます。

そして、そのときに、日記を書き始めたのでした。

「・・・というわけで、アルバム完成で、めでたくお正月を迎えた僕は、
 2007年のはじまりとして、この日記をスタートします。」

そう書かれたページからはじまったこの日記。
1月くらいまでは、毎日のことが書いてあるのですが、
それからは、3日ペース、5日ペースくらいになっていて、
大忙しのときや、疲労がたまっているときは、
だいぶ間隔が開いていたり。
初のワンマンライブに向けて準備をしていた夏の時期は、
ほとんど、ぽっかりと開いていて、
その頃、いかに自分が時間に追いつめられていたかということが、
半端な文章を書くよりも、リアルに伝わってきたり。

結局、かなり不規則で、マイペースな日記帳になってしまいましたが、
昨年の暮れにちょうどその1冊が終わりました。
日付が飛ばし飛ばしとはいえ、
なかなかぎっしりと内容がつまっていて、
それらを読み返してみると、
今の僕が大切にしたいと思っていることの、
その核になる部分は全く変化していないのですが、
それに対するアプローチの仕方、
視点の位置だったり、考え方などが、
微妙に動いてきていることが興味深かったです。


自分のことでも、身の回りのことでも、
大きな変化でなにかが、がらっと変わる瞬間が、
あるように考えがちですが、
そんなときにでも、実は、なにかしらの小さな変化が、
気づかぬうちに積み重なっているのではないでしょうか。

そういった、小さすぎてついうっかり忘れてしまうような事柄が、
以外と、なにかで迷ったり、落ち込んでいるときに
そっと自分を支えてくれるということも、
あるのではないかな、と思った僕は、
2008年も日記をつけています。

昨年は、きっちり文章にしなくては、という形式で、
少々固っ苦しい感じもあったので、
今年は、メモをとる感覚で思い浮かんだことを
ぽつぽつと書き残すスタイルです。

雨の音の向こうで

2008年1本目のeuphoriaライブの日は、
今年に入って初めての雨降りの日。

元旦から気持ちのよい天候が続いていたのに、
よりによって、こんな日に降り始めなくても。

でも、こういった
あいにくの天候のなかでも、
観に来て下さる方がいると思うと、
今日のライブは
ますますよいライブにしたいな、
と、そんな気持ちで、
これから家を出発します。


雨の音の向こうで、チェロの音が響く〜♪

oneday / euphoria

organic stereoの全曲解説

organic stereoの1st full album発売まであと数日。
こないだ、パッケージングが完了したCDが届きました。

os_jake.jpg

音楽はもちろん、パッケージのデザインも、
とても満足のいく仕上がりです。
部屋の片隅にぽつんと置いておきたくなるような、
そんな作品になったらうれしいです。

*

そんなこんなで、
今日は、特設サイトのコンテンツ用に、
アルバムの全曲解説の文章を考えていました。
organic stereoの音楽は、
僕の日常がそのまま音になっているような
きわめてパーソナルな作品でして、
その成り立ちをことばで説明するのも、
なかなかおもしろいのでは、
と思いこのコンテンツを制作しました。
全14曲分の解説、
なかなか読みごたえのある仕上がりになったかな。

全曲解説の他、試聴などもできますこの特設サイト、
よかったら、ぜひご覧になってください。
(全曲解説はtracksページの曲名、右のアイコンをclick)

1st full album ”The Stories Linger in My Mind”特設サイト
http://www.organicstereo.net/storieslinger/

水を味わうように

透明のコップに注いだ、
冬の水はとてもおいしいです。

*

こないだ、
利き水の専門家についてのお話を本で読んだのですが、
その能力にとてもびっくりしました。

僕のイメージとしては、
水道水かミネラルウォーターの違いくらいは当たり前で、
きっと、どこでとれたミネラルウォーターなのかも、
分かったりするのだろうな、と思っていました。

ところがところが、そんなレベルではなくて、
同じ水道水でも、どこの浄水場の水なのかまでが分かるそうで。
水道は安定給水のために縦横に管が走っていて、
一系統の水ばかりではなく、ブレンドされている地域もあり、
たとえばこれは朝霞浄水場の水、金町浄水場の水、
今日は朝霞の水の割合が多いな、
ということまで分かってしまうとのこと。

ここまでくると、もう曲芸の世界の域ですね。
ただただ驚くばかりなのですが、
でも、それと同時に、
水を飲むとき、触れるとき、
水は水でしかないと思い込んでいる自分も、
ちょっと鈍感すぎるのかな、なんて思ってしまいました。
固定観念を振り払って純粋に水を飲むことができたら、
利き水の専門家には到底及ばなくても、
なんとなくの味や匂いのちがい程度は感じられるのかもしれない。


「水」ということばでまとめてしまおうとするのではなくて、
それ自体と純粋に接するということ。
そんな感覚を日常のさまざまな場面で大切にできたら、
きっと、彩り豊かな毎日になるのではないかな。

透明のコップに注いだ、冬の水を味わいながら、
そんなことを思いました。

日常を奏でる

歌うときや、ちょっと難しいギターフレーズを弾くとき、
慎重になりすぎて、音程やリズムといった、
その瞬間の出来事しか意識できなくなる時があります。
そういうときは、ほとんどがうまくいかない。
たとえ弾くことはできても、人に届く力はない。

こんなときに、
もっと大きなものを感じられたらよいのに、と思います。
たとえば、フレーズ単位で考えたり、
ことば(歌詞)の世界観を思い浮かべたり、
曲の持つ雰囲気に思いを巡らせたり。

そうすることで自然と、
今、奏でるべき音もしっかりと鳴らすことができるのです。

この感覚は、日常にもそのまま置き換えることが可能だと思います。
目の前のことばかりに振り回されることなく、
広い範囲で、ものごとを視野に入れられるようになりたいものです。


今年1本目のライブに備えて

2日続けての、朝からスタジオ。
今日は2008年1本目となる
1/12(土)、代々木zher the zooでのライブに向けてのリハ。
課題にしている部分は、
録音しては、その場ですぐに聴いてみて確認を繰り返し。
この練習は非常に効果的なのです。

このライブを終えると、本格的にレコーディング準備に入るため、
次のライブまでだいぶ間隔が開いてしまうということもあり、
意気込み十分な構えでライブに備えている今日この頃です。

当たり前のことのクオリティ

2008年、euphoriaの初音合わせは、
スタジオ12時間パック。
2月下旬に録音予定の新曲作り。
長時間のスタジオでしたが、
入る前から時間の使い方を
入念にミーティングしておいたので、
内容の濃い12時間を過ごしました。

いい曲だなぁ、と思える曲が、
ひとつひとつ、しっかりと揃ってきました。
今日のスタジオで、新しい作品の全体像が、
ぱっ、と姿を表した感じです。

このところ、euphoria3人で、何かをする時、
スタジオ練習だったり、ミーティングだったり、ライブだったり、
その毎回ごとに、しっかりと目的意識を持つことを大切にしています。
そんなこと当たり前のことじゃないか、と思うかもしれませんが、
その、当たり前のことのクオリティをいかに高めていけるか、
これは、結成7年目を迎えたeuphoriaにとって、とても大切なこと。

2008年のeuphoria、幸先のよいスタートです。

*

曲作りがひととおり良い感じで進んだあたり、
絶妙のタイミングで、
レーベルのスタッフの方がスタジオに
差し入れを持って遊びにきてくれました。
お正月ということで(?)、おいしくお寿司をいただく。
ありがとうございました。

で、夜に自宅に戻ると、家もお寿司で、苦笑い。
いくらおいしいものでも続けざまだとね、厳しいものですね。

空気の感触

昨日のこと。
ちょっと用事があって、車を使おうと思ったのですが、
元日の雰囲気に直に触れたくて、自転車で。

元日の空気の感触は特別な感じがします。
その空気の存在がさまざまなものを、
ほんの少しきらきらさせているような。
この感じが僕は好きです。

元日だからって、どうってことないよ、
という人もいるのかもしれないけれど、
でも、普段よりもずっと多くの人が、
なにかしらの希望を感じている1日なのではないかな。
この空気の感触は、きっとそこから、
きているのかもしれない。

道を歩く、家族連れがとても多い。
そんな、いかにもお正月な光景を眺めながら、
ほのぼのとしたサイクリング。


静かに湧いてきています

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくおねがいします。

*

昨年は、うれしいこともつらいことも、
たっぷりとあった1年でした。
そして、そんな時間を通して、
自分が大切にしたいものが、
だんだんと明確に見えてきているように感じています。

そうして迎えた2008年度、
きっとよい年になるのではないかなと、
(こんなこと、いつもはあまり思わないのですが)
そんな気持ちが静かに湧いてきています。
きっと、つまずくこともあるでしょう、
行き詰まることもあるでしょう、
途方に暮れることもあるでしょう、
でも、そんなことも含めて、
前向きな姿勢で、この1年を大切にしたいと思っています。