にじみ出る部分

スウェーデンのとあるバンドのリミックス依頼をeuphoriaにいただいて、
先日、その楽曲のマルチデータ(すべての楽器が別々になっている)が届きました。
そのデータは、49トラックもあり、DAWにデータを並べるだけでもひと苦労。
ドラム、ベース、ギター、ボーカルの他に、チェロの音などもあるのですが、
そのどれもが、とてもよい音質で収録されていて、
わくわくしながら構想を練っている最中です。

euphoriaらしさ、自分らしさ、という部分は、
意識することなく自然とにじみ出てくるものだと思うので、
普段、あまり考えることもなく制作作業をしています。
今回のリミックス作業においても同じく、
音をじっくり聴き込んで、イメージを膨らませて、
自然とにじみ出てくる部分を大切にしたいと思っていますが、
自分以外の人が作曲したものを再構築するという作業を通して、
自分が、大切にしたい部分がより明確に見えてくるのでは、と思っています。

euphoriaは現在、2008年度リリース予定の作品の、曲作りに励んでいます。
今回のリミックス作業を通しての貴重な経験も、
その制作によい効果を与えられるのでは、と思っています。